ずっと一緒に居ると思ってた彼との思い出
私には10代の終わりから7年間付き合っていた彼がいました。二人にとって初めての恋愛で二人には沢山の初めてがありました。
初めて手をつないだ事、初めてキスした事、初めて寄り添った夜の事。
ふとした時に一番思い出される光景は二人で迎えた初めての私の誕生日の事です。事情がありプレゼントを買いに行けなかった彼は、私へのサプライズで、電気を消した部屋に、私の年齢の数だけの蝋燭に火を灯してくれていました。
部屋に入った瞬間目に入った優しいオレンジ色の沢山の光は、彼の優しさそのものでした。ありきたりな言葉ですが、どんな高価なプレゼントより嬉しかったです。
彼はきっと一生懸命考えてくれたんだろうなと思います。想い想われる関係はとても幸せでした。
沢山の我侭を言ってしまった私、それを受け止めてくれる彼、時を重ねるごとに、お互いが一緒に居る事は当たり前になっていきました。当たり前だからこそ、ずっとずっと私たちは一緒に居れるものだと信じていました。
ある時、二人に最後の初めてが訪れました。初めての心変わり、初めての別れです。心が変わってしまったのは二人ともでした。お互いを想う気持ちはきっと変わっていなかった、でも、それ以上にお互いに好きな人ができてしまった。